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子どもの体験格差を考える、私が体験最底辺だからわかること。

子ども

教育の格差については、結構昔から言われていますよね。

最近よく耳にするのは「体験の格差」

新しい言葉のように思うのですが、この言葉の意味を「学校以外で習い事や自然体験、

旅行などの体験を得る機会があるかどうか」と私は理解しています。

40代の私も体験の最底辺だったと気づく

私は、まずますの大きさの地方都市の近くで生まれ育ちました。

両親は田舎から就職で、都会にでて、我が家はいわゆる「核家族」でした。

近くに頼れる親戚もおらず、父が実父母(私から見たら祖父母)と仲が悪く

お盆や正月を田舎に帰省することない子ども時代。

両親は仕事で忙しく、週1回のお休みである日曜日は用事に追われて、

出かけるのはスーパーという日常でした。

夏休みは朝に起こされることなく、昼近くまで寝て、

起きたらアニメを見て用意されたお昼ご飯を食べるような、何もない毎日。

夏休みの工作を一緒にしてくれたこともあって、まったくの放置ではないけれど、

宿題を見てくれることもなく、ダラダラした長期休みを過ごす子ども時代でした。

自分は一応大学まで出たし、就職もしたし、貧困や不幸とは思ってないですが、

この無意味な子ども時代については、人に語りたくない過去です。

こんなことに共感してくれる人、ちょっとは居ますかね?

一方同じ40代、田舎で体験最階層

一方主人は、東北のかなりの田舎出身で、

両親とも仕事に忙しいのは一緒だったのですが、周りには面倒を見てくれる

祖母や親せきが居て、よく遊んでもらったりしたそうです。

山に山菜とり、川や海に遊びに行き、小学校3年生からはサッカーを初めて

忙しい毎日だったと話します。

漫画もたくさん読んで、ミニ四駆にも夢中になったと子どもの頃の話を

楽しそうにしてくれます。

「私は、子どもの時に何をしていたんだろう」

私の子ども時代とのに違いに愕然とします。

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遊びにも大人の関わりは必要

子ども時代に、いろんな経験をしていたら私の人生が変わっていたのか、

今より豊な人生になっていたのかはわかりません。

でも毎日テレビを見て過ごし、親が帰ってくるだけの子ども時代より、

虫を捕ったり興味があることを調べたりする方が、絶対楽しかったと思います。

教育と違って、体験について支援することには賛否両論あると思います。

「遊びにどうして支援が必要なの」という意見を目にすることがあります。

無料の図書館、無料の公共施設を活用すればいいと。

でも自ら進んで情報を求めて、活用できる子どもがどれくらいいるでしょうか?

自然遊びをするにも、都市部ではそんなところないですよね。

公園は、地域によっては子どもだけで遊ばせられないところもあります。

大人の支援が、必要なことが多いです。

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子育てのハードルがあがるように感じる

体験の格差は、親が体験に付き合える時間を作り出せるかが

大きく関わってくると感じています。

「遊びについれていきたいけれど」時間がないご家庭も多いはず。

体験の格差が話題になることで、

「そういうことにも気をつけないといけないのか!」と

ますます子育てが難しいもののように感じますよね。

体験最底辺だから、子どもにはたくさん体験をさせたい!

私は体験の大切さを知っているから、小さな時からいろんなイベントに、

子どもと一緒に参加してきました。

我が家の場合は、自然体験や昆虫観察会など

私が教えることができないことを体験できるイベントが多く、

ほとんど無料か低料金のイベントです。

正直、山の中で虫を探し回ることは、40代の私にはとっても疲れます。

しかし子どもと一緒に楽しめた充実感は、何事にも代えがたいです。

今は時間がなくて付き合えないと思っているご家庭もあると思います。

小学3年生以降になると子どもだけの参加できるイベントも増えてくるので

体験できる機会は増えてきます。

できないときは無理をせず、情報収集をしつつ機会に巡り合えた時に、

子どもの背中を押せる親でありたいですね!

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