少し前、家族でホタルを見に行きました。
有名なスポットというわけではなく
さびれた公園の近くにある川に、
ひっそり生息してるホタルを見にいきます。
家族以外はだれもおらず、明かりもないため
まっくらで、
次男は「怖いよ、早く帰りたい」と
怖がります(笑)
まっくらな夜に自然の怖さを感じながら、
ホタルの光が浮遊している光景は、
とっても神秘的。
今年も、家族でホタルを見ることができたな~
よかったな。と思うとともに、
東京で見たホタルについて思い出します。
実際に光るホタルを見たことがある人は少ない?
ホタルは、
ほとんどの人が知っている昆虫ですよね。
子どもの絵本や、映画にもでてきて
メジャーな昆虫で夜に光ってキレイなのは
だれもが知っているのに
実際に、
光っているホタルを見たことがない人も
多いのではないでしょうか?
実は私も大人になるまで、
実際に光っているホタルを見たことを
なかったのです。
ホタルを特別に「見てみたい!」とも
思ったことがなかったんですね。
初めてホタルを見たのは、すみだ水族館
「すみだ水族館」は、
都市型のおしゃれな水族館。
水族館は、
子どもが小さな時のお出かけ先の候補として
よくあがりますよね。
子どもが熱心に、
生き物を見ている姿はかわいいし、
子どもが
生き物への興味をもつきっかけになったら、
勉強になりそう!という親の思惑も
満たされるので、
水族館は優秀なレジャー先です。
すみだ水族館は、規模が小さく、
ゆったりと鑑賞できるので
小さなお子さんがいるご家庭におすすめです。
我が家は、墨田区へのふるさと納税で、
年間パスポートをいただいて、
通っていました!
ある日、そのすみだ水族館で
「ホタルをみよう!」という
イベントがありました。
小さかった子ども達も、
ホタルを見たことがなかったので、
順番の列に2時間並びました。
0歳児を含むこども3人が、
じっと2時間待ってられるわけもなく、
こどもの相手をしつつ、
夫と交代で列に並び、やっと順番が来ました。
家族で、暗室に入ってみたものは、
よくみる大型の飼育ケースよりは、
大きいガラスケースに
入ったほたる。
でも実際には、ホタルの姿は分からず、
光がゆっくりと
点滅しているのがわかりました。
子どもたちは「光っている!」と
喜んでいました。
でも私はそれを横目に、
「2時間待って、これだけ?
LEDライトって言われてもわからない」と
思ってしまいました。
待ち時間でぐったり疲れてしまっていたので、
余計にそう思ったのかもしれません。
子どもは喜んでいるのに「何か違う」と思ったんですよね。
後から、何が違うと思ったか考えてみました。
私が子育ての中で、大切にしていることは
親の先入観を子どもに植えつけないということです。
私は、虫に興味はないし、むしろ嫌いです。
でも子どもには、虫を見て知って、学んで
自然を体感してほしいと思っています。
すみだ水族館のホタルに感じた感情は、
自然の中のホタルは、どのような姿なのか
ガラスケースの中では、ホタルの本当の姿は
わからないと、残念な気持ちから
湧き上がってきたものだったと思います。
体験格差は、意識の差から生まれるのではないかと思う
地方には、山奥までいかなくても意外に近くに
ホタルを見られるところがあります。
でも、光るホタルを見たことがない人も、
もちろん居ます。
その違いは、
ホタルを見たいと思うかですよね。
私も子どもが居なかったたら、
わざわざ見に行かないと思います。
子どもに、いろんなことを知って欲しい、
体験してほしいと普段から思っているから、
ホタルを見に行こうと思うのです
ホタルを見に行くことに、
お金はかからないけど
連れて行く手間と時間の余裕は必要です。
夜ではないと見ることができなし
子ども一人では、
見に行くことはできませんよね。
いつもと違うイベントは、
毎日忙しい親子には、ハードルが高いです。
でもそこを、めんどくさいと思わずに、
子どもも親も楽しむことができると
いろんな体験につながると思います。
体験の機会は結構身近にあるものです。
だから体験の格差は、
親の考え方の違いなのではないかと
私は感じています。
どの考え方が正しいのかではなく、
各家庭のスタイルで、いい。
「体験させなくてはっ」と
親が苦しくなるのは本末転倒。
子どもが健やかに育ってくれたらいい、
それだけですよね。
こどもの体験のために、ふるさと納税を活用
たくさんの体験にはお金がかかるのも、
痛いところ。
我が家は、子どもの体験に
ふるさと納税を活用しています。
ふるさと納税では、寄付の返礼品として
施設の入場券や体験型のチケットを
いただける自治体があります。
子どもの様々な体験のための
ふるさと納税の活用は、かなりおすすめです!